投稿者「yuruken」のアーカイブ

2012年10月

2012/10/03

オフィス学会学会誌委員会 id=927 10月2日(火)15時から水天宮の日本オフィス学会で開催の、学会誌委員会にオブザーバーとして出席。  今月末発行予定の学会誌Vol.4, No.2原稿揃い、出版社と調整。 2012/10/03 22:38:17

豊島みどりの会メンバー樹林館へ id=928 10月3日(水)10時半前、庭にいると声が掛かり、豊島区公園緑地課の女性職員と20人程の豊島みどりの会のメンバーが来館。樹林館の保護樹木6本を測らせて欲しいと。30分程付き合う。 2012/10/03 22:41:02

2012/10/06

JFMA賞専門委員会 id=930 10月5日(金)19時より浜町のJFMAで開催のJFMA賞専門委員会に、オブザーバーとして出席。  優秀FM賞12件、技術賞4件、功績賞7件の応募について、各専門委員の採点と総評を基に議論。今回はかなりの激戦。 2012/10/06 00:01:49

2012/10/11

日本オフィス家具協会第1回書籍審査委員会 id=932 10月10日(水)15時から水天宮の日本オフィス家具協会(JOIFA)会議室で開催の、書籍審査委員会に議長として出席。  JOIFAが公益事業として今年度より実施する、オフィス及びオフィス家具関連著作2点に奨学金を進呈する制度に対応した委員会。  委員7名全員出席で、事務局選定の候補書籍4冊を全員が読み、12月の次回に優秀作を決定する。 2012/10/11 01:09:30

2012/10/13

JFMA企画・運営委員会 id=933 10月11日(木)16時から浜町のJFMAで開催の、企画・運営委員会にオブザーバーとして出席。   主議事の後、松岡利昌委員よりデンマークで開催されたユーロFM大会の報告と欧州のFM企業発展状況について以下のような話あり。  デンマークのISS社は、売上1兆1千億円、アウトソースで伸び、顧客の戦略的パートナーとしてCSRの一翼を担っている。  フランスのSODEXOは、世界No.1のFM会社で売上1兆9千億円、給食事業からFMの会社に。中国を席巻している。  米国よりもヨーロッパのFM企業がグローバルな売上を大幅に伸ばしている。  日本の大企業はFMを100%出資子会社にしている例が多く、連結決算でFMの売上を取り出し難い。世界の動きから見ると特異。 2012/10/13 00:14:00

2012/10/15

ICBA建築確認電子審査・図書保存研究会 id=934 10月15日(月)13時半から神楽坂の(一財)建築行政情報センター(ICBA)で開催の、第1回建築確認電子審査・図書保存研究会に座長として出席。  昨年度は、指定建築確認検査機関以外の関与が原則不要な戸建て住宅(4号建築物)の「電子申請等」のケーススタディを行ない一応の成果を得たが、今年度もASPサービス「電子申請等支援システム」構築に係る検討を行うための論点や進め方などについて論議した。 2012/10/15 21:33:05

2012/10/16

欠席者が急に増えて寂しいプラチナ会に id=935 大学同級の8人が年3回白金プラチナ通りの白金亭(伊東豊雄設計)で昼食を取るプラチナ会、10月16日(火)12時少し前に行くと今回の出席者は宍道(元理科大非常勤教授)と近藤(元竹中工務店技術研究所所長)と私のたった3人。1人か2人欠けることは何度かあったが、3人以上欠けたのは初めて。しかも5人欠けたとは。  1週間前までは、急に海外出張が入った槇(文彦)と予定が入った松谷(元参議院議員)の2人欠席だけだったのが、3日程前神山(元清水建設)が検査入院、高橋(元清水建設)が昨日転んで捻挫、神谷(元日大教授)は今朝急に奥さんを病院へ連れて行くことになった由。  全員80才台半ば、この年になると何時何が起こるか判らない。 2012/10/16 22:10:55

オフィス学会学会誌委員会 id=936 10月16日(火)15時から水天宮のJOIFA会議室で開催の、日本オフィス学会学会誌委員会にオブザーバーとして出席。  新任委員の古川靖洋関西学院大学教授、初出席。松谷委員長は足を痛められて欠席、吉田副委員長が議事進行。  Vol.4, No.2の最終ゲラチェックとVol.5, No.1の企画。 2012/10/16 22:14:27

2012/10/19

北海道FM協会藤﨑副会長と東京会館で id=939 10月18日(木)14時半から1時間45分程、北海道ファシリティマネジメント協会(HFMA)藤﨑昌甫副会長兼専務理事と会う。  最近HFMAでは、小川康則総務省行政経営支援室長を招いて「指定管理者制度の課題と展望」をテーマに講演会を開いた由。総務省では、小川室長が事務局長を務める「地方公共団体の職場における能率向上に関する研究会」で、最近「ワークスタイルを変革する10のワークプレイス改革」との報告書を出している。  指定管理者制度やPFIに、また総務省などにJFMAがもっと積極的に働きかける必要がある、と感じた。 2012/10/19 01:54:38

2012/10/20

JFMA賞専門委員会 id=940 10月19日(金)19時から水天宮のJFMAで開催のJFMA賞専門委員会に、オブザーバーとして出席。  応募物件に対する各専門委員の最終採点を基に、本委員会に提示する専門委員会の評価の調整を行う。 2012/10/20 00:13:25

2012/10/22

理科大2部建築3期生同期会 id=941 10月20日(土)17時半から神楽坂の理科大PORTAで開催の、理科大工学部2部建築学科3期生中心の同期会に招かれ出席。  理科大工学部2部は、物理学校時代からの「実力の付かないものは卒業させない」との方針にのっとり、1年の関門科目に合格しないと2年に進級できず、3年までの専門必修科目未取得6単位以下でないと卒業研究に着手できない、など厳しい進級条件を設けていた。  1976年4月の建築学科1期生の入学者100名の内、1980年3月4年間で卒業できたのは16名だった。  1978年入学の3期生は、入学後この厳しさを知り「皆4年間で一緒に卒業しよう」と、夏休みなどに自主的に勉強会を行うなど同期生が協力し合う体制を作った団結力の強い連中である。  50才台半ばが主だが60才を超えた人や中途退学者を含め、直井、塚田、宮田の諸先生も参加の嬉しい集まりだった。 2012/10/22 00:58:19

小学校クラス会 id=942 10月21日(日)12時からアルカディア市ヶ谷で開催の、小学校クラス会に出席。  参加者は男12名と女2名の14名。昨年の16名と6名の計22名に比べ少々寂しかったが、全員84才か83才という年齢を考えると止むを得ないか。 2012/10/22 01:12:25

2012/10/25

NTT先輩方との交流会 id=943 10月23日(火)11時半から帝国ホテル孔雀の間で開催の、NTT先輩方との交流会に出席。  NTT建築関係者、40数年前クウェイトで一緒に仕事をした方々など、多くの旧知の方々と懇談できた。 2012/10/25 02:09:18

2012/10/26

ArchiFuture 2012 id=944 10月25日(木)に有明TFTホールで開催の「ArchiFuture 2012」、最後のセミナーかパネルを聴こうと考えていたが、着いたのはそれらが終わった17時半過ぎ。BIM主体の展示を少し眺め、18時からの懇親会に30分程顔を出し、松家克、山下純一、深田治男、似内志朗の諸氏らと懇談。  なお、ゆりかもめ国際展示場正門駅に着いた時、帰ろうとする塚田ジュニアに会う。 2012/10/26 23:12:53

2012/10/26

JFMA賞審査委員会 id=945 10月26日(金)10時からJFMA会議室で開催の、第7回JFMA賞第1回審査委員会に委員長として出席。  優秀FM賞12件、技術賞4件、功績賞7件の応募案件について、専門委員会委員長より報告の後、意見交換。  宮嵜清志日経BP建設局長、北川正恭早大教授(元三重県知事)、米倉誠一郎一橋大教授、村田博文財界研究所代表、柳沢忠名大名誉教授、多田俊樹経産省日用品室長、石福昭建築設備綜合協会名誉会長らの委員から、適切かつ鋭い発言。  現地審査やヒヤリングを行なう案件を決めた。 2012/10/26 23:17:13

2012/10/27

郡司勇君が今夜のNHK総合テレビ出演 id=946 理科大沖塩研1984年卒業の温泉博士郡司勇君が、今夜27日(土)20時からNHK総合テレビのクイズ100人力という番組に出演します。温泉問題で100人と戦いどれだけ勝てるかの勝負だそうです。 2012/10/27 17:41:39

2012/10/28

郡司勇出演のNHK総合テレビ id=947 理科大沖塩研卒で私たちが仲人を務めた温泉テレビチャンピオン郡司勇君が10月27日(土)20時から総合テレビ「クイズ!100人力・温泉超人VS.草津100人」に出演、とNHKテレビの予告を見た妻から教わる。  郡司君が勝った草津温泉の100人と温泉超人郡司君の対決は、結構面白かった。 2012/10/28 02:08:38

豊島区分譲マンション管理セミナー id=948 10月27日(土)13時半から健康プラザとしま7階で開催の、豊島区分譲マンション管理セミナー「マンションの安全・安心向上術」に出席。  高齢者福祉課の塚田聖子係長による高齢者見守り支援事業、豊島消防署阿部貞雄係長による防火・防災、東京都セキュリティ促進協力会瀬沢外茂幸理事による防犯の話。  最後の防犯の話は、参考になることが多々あった。各戸の玄関ドアは当初から2ロックでガラスは防犯ガラスに替えてあるがドアの郵便受けを塞ぐこと、窓サッシのクレセントはロック機構付だが夜間ロックすることと補助錠設置などの必要性を感じた。 2012/10/28 23:40:43

2012/10/31

朝日新聞ジョン・ダワー「なぜ、まだ領土問題なのか」 id=950 朝日新聞10月30日朝刊13面「オピニオン」、ジョン・ダワーMIT名誉教授へのインタビュー「なぜ、まだ領土問題なのか」は、多くの人に読んで貰いたいもの。  敗戦直後の日本の状況を記しピュリツァー賞を受賞した彼の名著「敗北を抱きしめて」を、戦中戦後に学生時代を過ごした私は実感を持って読んだ。  終戦直後に来日した彼は、「日本人は戦争に負けたのだからみなケチョンとしているだろう」「米国に負けたのだから米国人コノヤローと思っているだろう」との予想と違い、「日本人は物は何もないのに目が輝いており、米国人ウェルカムだった」とこの本で書いている。  戦局が思わしくなくなった1943年、中学3年生だった私たちは軍需工場へ動員され毎日工場で兵器造りをさせられた。「増産」の掛け声の中、生産効率を上げる提案をすると、「それは赤(共産主義)の考え方だ」と怒られる。フランス映画や音楽や文学の話をした友人たちは、配属の将校から「非国民」と張り倒される。中国人や韓国人(当時は支那人・チャンコロ、朝鮮人)が人間扱いされない状況を見たり聞いたりすることもしばしばだった。  戦後の日本では、占領軍の民主化政策から言論統制がなくなり、禁止されていた音楽・演劇などの芸術運動も花開き、ダワー教授の言う通り、生活は苦しかったが先は明るかったとの実感が私にはある。当時多くの日本人は、食料・住まいなどに事欠きながら未来に希望を持つことができた。物は何でもあるのに、希望だけがない現在の日本とは逆に。  朝日新聞の記事は、日本のことを良く知り、日本の未来を心配しているダワー教授ならではのインタビューである。 2012/10/31 01:36:19

2012年09月

2012/09/04

季刊誌OE (the Office Environment) 企画会議 id=920 9月3日(月)13時から品川の日本マイクロソフト本社30階で、季刊誌OE (the Office Environment) 企画会議。  12月1日発行予定の2012年冬号、良い内容になりそう。 2012/09/04 00:18:44

2012/09/09

日本オフィス学会金沢大会 id=921 日本オフィス学会金沢大会出席のため、9月7日(金)金沢へ。  8日(土)9時半頃ホテルを出て、石川四高記念館、石川県立歴史博物館、隣の48年前に私が設計したNTT西日本出羽町ビルに寄ってから、会場の金沢美術工芸大学へ。  13時から、美大ホールでの第1セッション。藤村盛造氏の司会で、最初に私の会長挨拶。   ご自身陶芸家としてご活躍の久世学長による歓迎挨拶は、金沢の歴史から美大設立の状況、工芸部門でユネスコの創造都市と認定されている金沢市と県の美術工芸への理解から美術工芸や美大への補助がこの厳しい時代でも削減されずに続いている状況、対応して美大も地域への貢献に力を入れている状況、「美の創造を通じて人類の平和に貢献」「手で考え心で創る」が大学のモットーなど、素晴らしいご挨拶だった。  次いで行われた荒井教授による記念講演「多様なユーザーと創るセンシティブデザイン――ユーザー参加型デザイン・教育と実際」では、様々な障がい者の参加を得て開発した鋏、スプーンとフォーク、家具など具体的な実例を示しながら、creativeでconcurrentな活動を学生や市民としておられる様子が良く判り感動的であった。  第2セッションでは、八塚裕太郎氏、柳父行二氏の公募論文発表と、国際動向研究部会の発表を聞いた。  予想以上の200人を超える参加者を得て、16時15分、成功裏に大会を終えることができた。  OBOG会メンバーでの参加は、菅野文恵さん。 2012/09/09 23:04:32

2012/09/14

JFMA賞専門委員会 id=922 9月13日(木)19時から浜町のJFMAで開催の、JFMA賞専門委員会にオブザーバーとして出席。  現時点での応募24点で、かなりの激戦。追加資料が必要なものなどをチェック。 2012/09/14 02:05:06

2012/09/18

日本オフィス学会学会誌委員会 id=923 9月18日(火)15時から水天宮のJOIFA会議室で開催の、日本オフィス学会学会誌委員会にオブザーバーとして出席。Vol.4 No.2の原稿は、巻頭言を除き揃う。  制作・印刷会社同席で、PDFの原稿がソフトによっては印刷に問題がでることを知る。  なお、午前中に鵜沢昌和前会長の巻頭言原稿が未だ届いていないことを知り鵜沢氏に催促したが、万一の場合は吉田邦彦副委員長に執筆を頼むことにした。 2012/09/18 23:10:41

2012年08月

2012/08/01

樹林館現在の外観 id=905

丁度20年前に完成した樹林館の北側外観は、2階建ての住宅群に遮られて上の方だけしか見えなかった。その4軒の住宅がセレクト駒込マンション新築のため撤去され、つかの間だが北側外観の写真が撮れるようになった。  その他、7月29日現在の表門の外からと門を入ってからの写真。 2012/08/01 01:46:52

2012/08/02

JFMA賞専門委員会 id=906 8月2日(木)719時から浜町のJFMAで開催の、第7回JFMA賞第3回専門委員会にオブザーバーとして出席。  9月10日の募集終了に向けての問い合わせ状況報告や声掛け対象について論議。優秀FM賞については、かなり有力な案件の応募がありそう。 2012/08/02 23:18:01

2012/08/11

竹中工務店より新建築臨時増刊「竹中WPP」贈られる id=907 8月11日(土)、新建築2012年9月臨時増刊「竹中工務店ワークプレイスプロデュース」を、竹中工務店より贈られる。本号は竹中工務店ワークプレイスプロデュース(WPP)本部の特集号であり、理科大卒業生で同本部勤務の岡晴信君が先日私の住所を聞いてきていた。  同本部徳本幸男本部長のWPPのビジョンに続き、アルプス電気本社、日産自動車グローバル本社など15のCASE紹介、紺野登×仲隆介×岸本章弘×中西泰人による座談会など盛り沢山。 2012/08/11 23:55:37

2012/08/16

平山嵩先生夫人文子さん6月7日102才で永眠の報 id=910 日本の大学建築教育で、光・音・熱・空気・衛生など現在の建築環境工学の最初の講座を持たれた故平山嵩元東大教授の夫人文子さんが、6月7日102才の天寿を全うされたとの手紙が、8月14日(火)ご子息の元東京天文台長平山淳東大名誉教授より来る。  私は平山研究室出身ではなかったが、1954年から4年ほど電電公社で建築設計から離れ環境工学の担当になった関係で平山研に出入りし、53年前の私たちの結婚式では平山先生ご夫妻に仲人をお願いした。嵩先生ご逝去の後も、10年程前までは、時折お邪魔し玄関で奥様のお元気なお姿に接していた。  2006年11月、今年7月死去された小林陽太郎先生のお声掛りで、嵩先生召天20年の集まりが先生のお墓と下北沢のご自宅に近くで行われ、奥様も体調が良ければ下北沢の会にご出席とのことだったが、お見えにならなかった。  写真はその時もの。右から元建設省の高野隆、金井清三郎、邑態論の持田照夫、音響の安岡正人の諸氏。  心から追悼の意を表します。 2012/08/16 01:13:12

2012/08/18

軽井沢の手作り小屋と三宅敏郎夫妻 id=912 1981年から夏休みの1週間程理科大の学生たちと14年位かけて作った電信柱の手作りログハウス、数年前に京都工芸繊維大の仲研究室に利用して貰った後、放置してあった。プロパンガスの点検で立会を求められ8月17日(金)軽井沢へ日帰り。  立会終了後、隣家の三宅敏郎邸へ。  先日、内田祥哉先生から「広瀬鎌二氏を偲ぶ会に出たら、多くの出席者から三宅さんの話が出たので彼と話したいが、連絡先が判るか?」と電話があり、軽井沢の電話番号をお教えした。三宅さんと広瀬さんは、戦前の武蔵高工で蔵田周忠教授に最も可愛がられた俊英。  三宅さんは体調から偲ぶ会は欠席されたが、内田先生始め出席された方々から多くの手紙や電話があった由。  三宅邸では、三宅さんや内田先生の逓信省への就職の状況、戦後銀座の広瀬事務所の周りにその後各分野で活躍された若者の集まる場があり、長倉康彦都立大名誉教授もそこで夫人と出会われた話、長倉夫人から偲ぶ会の様子を伝える長文の手紙の話など、2時間程90才の三宅さんから昔の話を伺った。 2012/08/18 01:37:23

2012/08/20

シンポジウム「広瀬鎌二とその時代」 id=913 8月17日の日記で、軽井沢と三宅敏郎氏のことを書いた。そこで触れた「広瀬鎌二を偲ぶ会」でのシンポジウム「広瀬鎌二とその時代」の全内容が、インターネットで見られることに19日(日)気付いた。  7月8日建築家会館ホールで開催されたこのシンポジウムのパネラーは、池田武邦、伊藤延男、内田祥哉、高橋靗一、司会は矢野和之と松成和夫の諸氏。最初に読み上げられた三宅敏郎氏のメッセージや、長倉康彦夫妻、平良敬一、本田昭一らの発言も入っていて、当日の会場の雰囲気が良く判った。 2012/08/20 01:38:49

Susan Cainの「内向的な人のパワー」 id=914 8月19日(日)夜中、NHKテレビのスーパープレゼンテーション再放送を途中から観る。今年TED (Technology, Entertainment, Design) トークで評判のSusan Cain「内向的な人のパワー (The power of introverts)」。今年出版の彼女の処女作「Quiet」は、全米ベストセラー。  近年米国では学校でも職場でも、グループワークが重視され内向的な人より外向的な人が良いとされる。しかし、かつて大きい仕事をした人には内向的な人が多い。外向的な上司は部下を潰し内向的な上司は部下のアイディアを伸ばすことが多い、など刺激的。孤独の大切さを訴え、「グループワークはほどほどに」など、教育や組織経営やオフィスのあり方へのヒントが一杯。 2012/08/20 13:04:07

内田祥哉先生の「上野の山の保存と再生」 id=915 8月20日(月)18時半から京橋のLIXIL GINZAで開催の、国安珣子さん主催で年2回の宇宙船ゼミに出席。  内容は、内田祥哉先生の「上野の山の保存と再生」。表慶館、国際子供図書館、旧奏楽堂、東京都美術館、西洋美術館、都文化会館について、当初設計と改修履歴など、私の知らない話も色々と伺えた。  その後、上野から離れ、立教大学食堂、東大赤門総合研究棟、日大駿河台5号館、東工大すずかけ台キャンパス、早大2号館、自由学園明日館の保存改修の特異な点についての話も、初めて知った点が幾つもあった。  出席者は、深尾精一首都大学教授、高野隆元官庁営繕部長ら30名程。沖塩研究室関係では菅野文恵さん。  懇親会は、所要のため欠席。 2012/08/20 23:30:09

2012/08/21

日本オフィス学会学会誌委員会 id=916 8月21日(火)15時から、日本オフィス学会学会誌委員会にオブザーバーとして出席。10月初め出版予定のVol.4, No.2の状況説明と対応を論議。投稿論文1編は修正意見付採用、1編は再査読。不採用となった1編の対応を議論。 2012/08/21 23:32:15

2012/08/23

JFMA資格制度委員会 id=917 8月22日(水)16時から浜町のJFMAで開催の、資格制度委員会に委員長として出席。平成24年度認定ファシリティマネジャー資格試験実施結果について事務局より報告があった後、試験委員会提案の合格者(案)を承認した。  委員会終了後の18時から、近くの香港美食園で懇親会。 2012/08/23 11:55:59

2012/08/31

日経ニューオフィス賞懇親パーティ id=919 8月30日(木)18時から大手町の日本経済新聞社本社6階で開催の、日経ニューオフィス賞懇親パーティに出席。  日立ハイテク佐藤直基、竹中工務店徳本幸男、大川徹、鹿島建設田中重良、田名網雅人、オムロン西良次、コマニー芋塚務、乙丸雅之の諸氏らに受賞お祝いの挨拶。藤村盛造、松岡利昌の両氏とは来週のオフィス学会金沢大会の打合せ、松成和夫氏とは広瀬鎌二偲ぶ会の話など、多くの方々と懇談できた。審査委員の仲隆介、内藤廣、木川田一栄の諸氏の姿も見かけたが懇談中だったので失礼した。1時間弱で退席。 2012/08/31 01:37:54

2012年07月

2012/07/06

JOIFA書籍審査委員会顔合わせ会 id=894 7月5日(木)17時45分から新阪急ホテル築地23階崋山で開催の、日本オフィス家具協会(JOIFA)書籍審査委員会打合せ会に出席。  JOIFAでは、一般社団法人申請に絡み蓄えを公益事業に充てる一つにオフィス関連書籍奨学資金制度を設けた。その審査委員の顔合わせ会。日本オフィス学会会長は、その議長を務めることになる。 2012/07/06 01:49:45

2012/07/10

小林陽太郎先生の通夜と槇文彦夫人 id=895 7月8日(日)の朝日新聞朝刊で、小林陽太郎先生が7日95才で死去されたことを知り、9日18時から霊南坂教会での前夜の祈り式に参列。  故人は、長らく国立公衆衛生院建築学部長を務められた後、東京工業大学教授、豊橋技術科学大学教授を歴任、建築物の衛生的環境問題で大きい足跡を残された方。国立公衆衛生院では、幸田彰元理科大教授の後任で、3月8日に亡くなった吉澤晋元理科大教授の前任者。  私は、NTTに就職した2年後から4年間、建築設計から離れ建築音響など環境工学研究の部署に配属され、学生時代あまり勉強していなかった分野だったので慌ててその分野の勉強を始めた際、故人にお世話になった。その後仕事での関係はなかったが、色々の会でお会していた。  会堂で右隣に座られた旧知の長田泰公元国立公衆衛生院長と話をしていると、左隣から「先生」と声を掛けられ、見ると藤岡洋保東京工大教授。藤岡氏が学生の頃、故人は教授として東工大に赴任されたとのこと。当時の小林研の様子を伺った。  故人は、戦争前夜で大学2年の時霊南坂教会で洗礼を受け、教会関係でも色々と貢献された方。故人の旧居に近い巣鴨ときわ教会の女性牧師による招詞、祈祷、聖書、故人の一生を紹介する式辞、讃美歌3曲などから遺族代表挨拶、献花と1時間を超す雰囲気のある式だった。  帰ろうとして、槇文彦夫人に呼び止められた。「何故ここに」と伺うと、慶応SFC教授の故人の下の息子さんが槇の娘さんのご主人とのこと。帰宅して、小林・槇デザインワークショップの小林博人氏が故人のご子息だったことに気付く。 2012/07/10 09:27:31

2012/07/11

清水建設新本社ビル見学 id=896 清水建設が京橋の旧本社跡地に新築し今月中に移転を終える新本社ビルを、大学同級の高橋精一の世話で槇文彦と一緒に見学する機会を得た。  7月11日(水)10時にエントランスロビーで待合せ、槇と槇事務所の福永・鹿島の両副所長と私が、清水建設の見城辰哉新本社設計室長、荒井義人設備設計部部長、小松正樹専務執行役員、日置滋常務執行役員、藤江澄夫元専務執行役員と高橋の案内で見学。  「カーボン・ゼロをめざして」「ものづくりのプロセスをかたちに」「新しいコミュニケーションオフィス」の三つが主テーマとのこと。  地下3階・地上22階・最高高さ106.25mの免震RC構造。外周フレームはアルミ鋳物を型枠に打ち込んだPC構造体で、一部には太陽光パネルが組み込まれている。タスク&アンビエント方式の輻射空調システムと照明を採用。CASBEE 9.7と過去最高、LEEDはGoldと、高い省エネを実現。流石大手GCのショールームを兼ねた本社ビルと感じさせる、質の高い建築と言えよう。 2012/07/11 22:41:14

2012/07/18

ソニーコーポレートサービス斎藤賢吾社長と id=899 7月17日(火)15時から品川のソニーシティ2階応接室で、ソニーコーポレートサービス(先月までソニーFM)社長斎藤賢吾氏を小鷹氏に紹介され、小1時間話す。  当方から、JLL、CBRE、SODEXOといった世界的FM大企業と日本のFM組織のあり方について問題提起をする。斎藤社長からは、HPのFMから手を引いた理由や、ソニーエリクソンに委託したFM業務について契約以上のことはしない隔靴掻痒感の話などを伺う。 2012/07/18 01:38:22

ソニー・コンピュータエンターテインメント見学 id=900 7月17日(火)16時から、日本建築学会FMWGによる、ソニーシティ近くSSJ品川ビルのソニー・コンピュータエンタテインメントのオフィス見学。三菱地所設計の設計になる17階建ビルの1階2階を除き1棟借りした、PlayStationの開発部隊などのオフィス。  青山から品川への移転に拒否反応の強かった職員が、それなりに満足しているのが良く判る中々楽しい雰囲気のオフィス。PlayStationの○□△×があちこちにちりばめられ、遊び心に満ちている。 2012/07/18 01:40:43

建築学会FMWG存続問題打合せ id=901 ソニーCEのオフィス見学後の7月17日(火)18時過ぎから1時間強、ソニーシティ内の飲み屋でFMWGの今後について打合せ。  情報社会デザイン小委員会の本江主査もFMWGの小鷹主査も、今年度が4年目のため交代が必要。小委員会とWGの存続希望と両方の主査候補案を決めた。 2012/07/18 01:43:07

2012/07/19

沖塩研OBOG会で日経BP安達功氏の話 id=902 7月18日(水)18時から神楽坂の森戸記念館で開催の沖塩研OBOG会に出席。19時からの発表者は、日経BP社建設局長補佐の安達功氏(1986年理科大日笠研卒)。  日本の人口推移グラフを示し、人口減少社会となった日本で「つくる」から「いかす」への転換の必要性、新築でなく中古住宅で良いと考える人は少なくないのに中古市場の未成熟から中古を諦め新築にする人が多い現状のデータ、などを示し、国土交通省の「中古住宅・リフォームトータルプラン」「不動産流通市場活性化フォーラム提言」「不動産流通システム改革のための5つの柱」などの紹介があった。そして、消費者の求める情報公開、安心感を担保する保険・保証、分断された住宅関連産業の統合の必要性を訴えられた。  私からは、山梨県塩山の網野君が古民家の再生で活躍している話、米国MITのジョロフ邸はボストン郊外の独立戦争時代の家で街並みも保存され入居希望者が多い話、日本では千年家というと価値が高く住み替えが多く行われてきており石の文化と違う日本は古来より家は短寿命との俗説は間違えとの建築史家伊藤毅東大教授の話などを紹介。  参加者34名の中には、建築設計や構造、工務店、建築確認審査機関、国土交通省、不動産鑑定士、著名建築家の住宅保存など様々な立場の人がおり、活発な意見交換が行われ大変有意義な会となった。  21時解散後、幹事など8名ラムラの北海道で23時まで2次会。 2012/07/19 02:56:59

2012/07/21

「いい会社はオフィスが違う」出版記念講演会 id=903 7月20日(金)14時からホテルニューオータニ鳳凰の間で開催の、岡村製作所とFMソリューション主催の「いい会社はオフィスが違う」出版記念講演会に出席。  本江正茂東北大学准教授の基調講演「都市を使い切る新しい働き方のデザイン」は、MEGAHOUSE(新たな都市生活のあり方を提案するプロジェクト)、仙台卸町まちづくり、TRUNK(卸町のビジネスホテルをクリエーターのシェアオフィスに)、岡村製作所との共同研究WRDGの話など、刺激的なものだった。  特別講演は、朝日新聞社の役員を務め同社大阪中之島ビル建設担当として大阪本社オフィスづくりに携わった池内文雄同社常勤顧問による「組織の改革はオフィス改革から」。中之島フェスティバルタワーの紹介と新築に伴って行った組織改革やグループアドレス導入などの話。後半は、オフィスを離れ政治家との付き合いなどの話。引退後の田中角栄、小沢一郎夫人、橋下大阪市長など、それなりに面白かった。  会場では、武佐隆夫、上野圭一、本江正茂、松岡利昌、松谷泰行、藤村盛造、長坂将光、柳父行二、吉井隆の諸氏ら話す。 2012/07/21 01:38:58

2012/07/28

小野邸で隅田川花火を楽しむ id=904 理科大1995年卒業小野(旧姓松永)典子さんから、向島の自宅マンションでの隅田川花火鑑賞会のご案内を今年も受けた。  7月28日(土)18時開催を30分程遅れて参加。先ず案内された3階では、由里知久、糸井孝雄(理科大武井研1期、職業能力開発総合大学校名誉教授)、武田優子(同大学総務)、大澤正次(日刊建設通信新聞社社長)、西山英勝(同社会長)の諸氏らと同席。19時過ぎ、花火が始まったと屋上に案内され、由里、糸井、武田の3氏とかねこ洋一民主党参議院議員と同席、花火を楽しむ。  20時半の花火終了後例年はすぐ帰路についたのだが、今年初めて由里氏らとまた3階に下りる。建設通信の大澤・西山両氏の他、高橋正徳建設産業新聞社社長や元建設工業新聞の西澤忠弘の諸氏がおられ懇談。更に由里氏らと2階に下りると、小野家の家族がおられ、小野氏の次男小野勘ゲーテハウス副社長に紹介される。21時半過ぎ小野邸を辞し帰宅。 2012/07/28 23:55:59

2012年06月

2012/06/07

日比谷同友会総会講演会と懇親パーティ id=882 6月4日(月)15時から神田の学士会館で開催の、NTT日比谷本社勤務OBの会・日比谷同友会定例総会後の講演会、経営コンサルタント大前研一氏の「甦れ日本」に出席。最近名前を聞くことが少なくなっていた大前氏だが、健在だった。「甦るのは難しい」で始まった氏の講演は、中央集権からの訣別、「全国一律に」からの訣別を強く訴えていた。橋下徹大阪市長率いる「維新の会」への期待と同時に、この会は中央政界に出たりせず大阪を磨けば日本は変わる可能性がある、など聞かせるものだった。  16時50分頃からの懇親パーティでは、建築関係、クウエィト関係、その他多くの人たちとと懇談できた。 2012/06/07 01:23:32

JFMA入門書出版企画専門委員会 id=883 6月6日(水)10時から浜町のJFMA会議室で開催の、第5回FM入門書企画専門委員会に出席。「経営に役立つFM」として、松岡、松成、酒井、成田、似内のコアメンバー諸氏がパワーポイントで説明。  かなり良くできていたが、「第5章 FMの業務がかなり重いのでこれは大幅に減らした方が良い」と発言。  坂本春生会長からも鋭い指摘が多々あり、今日の意見を踏まえた修正版を7月下旬にまとめ、それを用いた講習会を8月2日と7日に開催、その受講者の反応を見て最終版を作ることとなった。 2012/06/07 01:36:46

2012/06/08

オフィス季刊誌OE企画会議 id=884 6月8日(金)13時から飯田橋の日建設計会議室で開催の、オフィス季刊誌OE (the Office Environment) の企画会議に出席。9月1日発行の秋号とその後の内容について討議。秋号は原案でほぼ了承されたが、「アフタヌーンソサイエティはco-workingの事例として取り上げるだけではもったいない、裏日本橋の古い中小オフィスビル100件程を改修しCentral East Tokyoと魅力ある街へと変身させた街づくりとして取り上げたら」と私から提案。  津波で全壊したオカムラの釜石工場再開の話は、関係者に執筆依頼するのでなく、山梨氏の提案で私と中村会長の対談の形になりそう。  マイクロソフトの長坂氏から、最近世界展開を図る日本の大企業トップの見学が相次いでいるが、働き方・家具・IT・FMすべてに対応できる日本企業が存在しないことへの危機感の話があった。ジョーンズラングラサールやCBREに対抗できる日本企業の出現が望まれる。 2012/06/08 23:42:35

2012/06/16

勝田伸久君出展の二元展を観に東京都美術館へ id=888 NTT時代の一緒に仕事をした勝田伸久君は、現在鹿児島にアトリエを構え二元会委員の画家として活躍している。  6月16日(土)10時半に会場で勝田君と林雄嗣君夫妻に会い、二元展を観る。「二人の空間」「真昼の幻影」「静止した刻」(写真)と、会場入口に勝田君の100号の力作3点。勝田君のを含め、刺激を受ける作品が多々あった。会場では、NTT時代に一緒した倉橋潤吉君、後藤通浩君にも会う。  東京都美術館に入ったのは、リニューアルオープン後初めて。上野駅からのアプローチも良くなっていた。  11時半前、国立西洋美術館のレストランで4人昼食。 2012/06/16 21:44:22

2012/06/20

日本オフィス学会学会誌委員会 id=889 6月19日(火)15時から水天宮のJOIFAで開催の、日本オフィス学会学会誌委員会にオブザーバーとして出席。  今年度の委員委嘱状を出席委員に渡す。4月初旬に一部発送し印刷上の不手際が見つかった学会誌Vol.4, No.1の再印刷ができ問題ないことを確認。投稿論文3点の査読者決定。Vol.4, No.2の依頼原稿で辞退された分の代案決定。 2012/06/20 01:51:59

2012/06/22

建築行政情報センター評議員会 id=890 6月21日(木)13時半から神楽坂の建築行政情報センターで開催の評議員会に出席、議長を務める。  一般財団法人になって初年度の貸借対照表及び正味財産増減計算書の承認など決議事項4件と報告事項4件。 2012/06/22 02:19:10

2012/06/24

JFMA 平成24年度第1回総会記念特別セミナー id=892 JFMA 平成24年度第1回総会記念特別セミナー -FMと経営を語る- [講演×対談] 坂本春生 JFMA会長 × 沖塩莊一郎JFMA賞審査委員長 ファシリティマネジメント(FM)は、経営を支える4つの経営基盤の一つです。 ファシリティを人・金・情報とともに経営資源として有効活用できるかどうか、現在、問われています。 東日本大震災でFMの重要性が再認識され、FMの国際標準化(ISO)が進められ、ますますグローバル化し、私たちを取り巻く環境が変化する中で、JFMA会長坂本春生とJFMA賞審査委員長沖塩莊一郎氏が、あらためて「FMと経営を語る」セミナーを企画しました。 坂本春生会長からは、経営の基本とFMの関係を、分かりやすく解説し、経営にFMを取り入れることがどれだけ大切か語っていただきます。題して「FMで未来を拓く」。 さらに、沖塩莊一郎委員長からは、過去6回のJFMA賞を総括し、経営に貢献しているFMの事例をご紹介いただきます。 講演終了後、お二人の対談と質疑応答、その後、立食パーティー形式の意見交換会を開催いたします。ご参加の皆様と沖塩莊一郎委員長、坂本春生会長と語る絶好の機会です。 是非、皆様のご参加をお待ちしております。 セミナー概要 日時: 2012年 6月27日(水)14:15~19:00 会場: JFMA会議室 講演会概要: 「FMと経営を語る」 ■14:15~15:30 講演‐1 「FMで未来を拓く」 坂本 春生 公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)会長 ■15:40~16:40 講演‐2 「JFMA賞から見るFMと経営」 沖塩莊一郎日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞) 審査委員長・東京理科大学名誉教授 ■16:50~17:30 対談・質疑応答 ■17:40~19:00 意見交換会(立食パーティ形式) 定員: 50名(定員になり次第申込終了いたします) 参加費: 会員 2,000円 非会員 3,000円 ※会場の都合により定員制となっており、参加には「事前登録」が必要です。 下記より事前登録申込みをお願い致します。 JFMA 公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 http://www.jfma.or.jp/news/FMseminar/index.html 問合せ先: 公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA ジャフマ)担当/ 西村 TEL: 03-6912-1177 FAX: 03-6912-1178 E-mail: seminar-1@jfma.or.jp 2012/06/24 13:24:26

2012/06/28

JFMA総会と講演 id=893 6月27日(水)13時から浜町の日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)で開催の、今年度第1回通常総会に出席。  総会終了後、会長室で坂本会長、鵜沢前会長、松岡利昌氏と懇談。不動産やFMの世界的超大手ジョーンズラングラサールなどカタカナだけの数社からJFMAに入会申し込みがあったことなどを話題にしていると、前パリ日本文化会館館長の中川正輝氏が挨拶に見えた。氏は、現在フランスのFM大企業ソデクソSodexoの顧問で北アジアのpresident付を務めておられ、今日の講演を聞きに見えたとのこと。英国の提案でFMのISO化検討が始まり、ISO/TC267(FM)の日本国内専門委員会事務局をJFMAが務めることになったことを含め、JFMAも国際化を避けて通れなくなってきた。  14時15分から、坂本春生会長による講演「FMで未来を拓く」、15時40分から私の講演「JFMA賞から見るFMと経営」、16時50分からは会長と私に松岡氏を加えて会場からの質疑応答。会場満席の50人程の参加者から、適切な質問が相次いだ。  17時50分頃からは、立食パーティ形式での意見交換会。 2012/06/28 02:02:22

2012年05月

2012/05/07

樹林館庭の大イチョウ高さ25mを超える id=865 樹林館庭の大イチョウの新芽が出て、高さも9階バルコニー手すり上端に達した。 2012/05/07 00:28:59

2012/05/08

日本オフィス学会学会誌委員会・理事会・総会 id=867 5月8日(火)は1日、会長を務める日本オフィス学会の会合で水天宮に。  10時~12時過ぎ、学会誌委員会にオブザーバーとして出席。3月末発行Vol.4, No.1の印刷で起きた問題について制作者による釈明と今後の問題、次号の投稿論文査読者決定と依頼原稿の候補者が主議題。  昼食は松谷、吉田、地主、藤村の諸氏と私の5人、人形町のシェ・アンドレ・ドゥ・サクレクールで。お蕎麦屋さんの奥さんになったフランス人のおばさんが経営する洒落たお店。  14時~15時は、理事会に会長として。主議題は、続いて開催の総会議題の審議と、9月開催の金沢での大会運営の報告。  15時~15時45分の第14回総会では、議長を務める。昨年度の事業報告・決算報告、今年度の事業計画・収支予算、役員改選が主議題。上野義雪千葉工大教授、妹尾大東工大准教授、地主広明東京造形大教授、山田匡通イトーキ会長の4人の理事新任など、全議題が提案通り了承された。  総会終了後隣室で約1時間、軽い懇親会。ゲンスラーの山本那智子さんから、宮城大の中田先生と被災地復興で一緒に作業している話などを伺う。 2012/05/08 23:12:50

2012/05/13

築理会懇親会 id=870 5月12日(土)16時半からPORTA神楽坂の大学会館6階で開催の、東京理科大学工学部建築の同窓会・築理会懇親会に出席。藤嶋昭学長に初めて挨拶。2部卒業生は、山本和志、宇野与四郎、横井千秋の3君のみ。沖塩研卒業生も、石橋敦之、郷田桃代の2君のみ。直井英雄、宇野求、坂牛卓、山名善之、田中治の諸先生、元NTTの園延弘樹(1967卒)、Fallinglightの稲垣雅子、安井建築設計事務所社長佐野吉彦、国土交通省関東整備局営繕部長林理(1979卒)、竹中工務店増村清人(1981卒)の諸氏らと懇談。塚田幹夫先生は築理会メンバーでないため案内がないようだが、塚田先生が出席と判れば2部の出席者が増えよう。 2012/05/13 00:38:02

2012/05/15

ロングライフビル推進協会懇親パーティ id=871 5月15日(火)17時半から水天宮のロイヤルパークホテルで開催の、ロングライフビル推進協会(BELCA)懇親パーティに出席。  内田祥哉、深尾精一、鎌田元康、石福昭、小倉善明、沖田章喜社長以下NTTファシリティーズの面々、日本メックス成田直正、元大成建設大沢幸雄、元清水建設割田正雄・峰政克義、環境建築新聞兼平賢司、知的照明システム推進協議会本田広昭、NOPA三栖邦博・木下達司、建築保全センター寺本英治、建築行政情報センター松野仁、ベターリビング那珂正、JFMA池田芳樹、BELCA今泉晋・村上純一・川合学の諸氏ら多くの方々と懇談。 2012/05/15 23:20:31

2012/05/24

プラチナ会 id=876 白金の白金亭で、5月22日(火)12時開会のプラチナ会(大学同級生8人の会)に10分遅れで出席。8人全員出席。  話題の一つに葬儀があった。最近家族など内輪の密葬のみで知人を含めた葬儀をしない例が多いが、その方式を取って困った友人の話が高橋精一からあった。故人の死を後で知った友人知人からの弔問やお供えがさみだれ式に続き、ホトホト困ったとのこと。槙文彦からは、彼の叔父で大正時代アイガー東山稜初登頂、戦後マナスル初登頂の登山隊長だった槙有恒氏の未亡人が最近107才で亡くなったが、葬儀の参会者はごく僅かだった。夫妻を知る人が殆ど亡くなってしまっているからで、長生きすれば葬儀の参会者は少なくなると。 2012/05/24 22:34:35

JFMA企画運営委員会 id=877 5月22日(火)16時から浜町のJFMAで開催の、企画運営委員会に出席。5月30日開催の今年度第1回理事会議案書の審議が主議題。 2012/05/24 22:36:11

カラスの巣再度除去 id=878 5月23日(水)10時半頃、植木屋バンの茂木氏と手元の二人来館。茂木氏は門横のクスノキに梯子を掛け、スルスルと20m程の高さまで登り、ハンガーで固めたカラスの巣を除去。巣には、卵2個と孵ったばかりの雛。  同じクスノキにカラスが巣を作っているのを4月に気付き22日茂木さんに除去して貰ったが、その後同じ木の少し離れた場所に急いでまた巣を作っていると5月17日にお隣の下谷さんから連絡あり、雛が孵らないうちにと考え急いだが。 2012/05/24 22:39:55

2012/05/31

こぶし会に1年半振りに出席し話題提供 id=880 5月28日(月)13時半から、NTT技術系幹部OBの勉強会「こぶし会」に1年半振りに出席し、「建築に纏わる話題その他」の話をする。  ①最近の特異な建築として、無垢の角材多用の木材会館、ビルの外壁全面緑化と室内が農場(アーバンファーム)のパソナ、窓の外に水を通したテラコッタ製スクリーンを設け気化熱で冷房負荷軽減のソニーシティ大崎の紹介。②東日本大震災関連では、来客の少ない施設なのに5階建て増築をした雄勝硯伝統産業会館はそのお蔭で収蔵庫が残った話と、震災復興に重要な役割を持つ職能の筈のArchitectに役所などから声が掛からなかった理由とArchi+Aidや多くの建築家たちの活躍の状況報告。③JFMA賞受賞事例にみる建築の状況。④電力危機対応での、東大での大幅削減と米倉一橋大教授の宣言。⑤MITメディアラボ関連で、学士号も持たない伊藤穣一の所長就任とNHKスーパープレゼンテーション、ネグロポンティ初代所長とミッチェル元MIT都市建築学部長の話。⑥人を生かすとして、グーグルと東京海上日動システムズの話、岩井東大教授と坂本法大教授の話、岡村製作所の釜石工場が中村会長の激怒で再開を決めた話など。  次いで、北川泰弘氏による「内部被曝の脅威」。北川氏が沢山の本を読破され、良く勉強しておられるのに驚く。劣化ウラン弾の威力と環境への影響、1945年の最初の原爆実験以降ソ連の実験や水爆実験などの度にその5年後日本の小児がん死亡率が増加している状況など、驚かされるデータが沢山示された。内部被曝の問題は、アメリカもロシアも国際機関も研究や発表に強い制約をかけている模様。成果を発表した研究者のいる研究所が閉鎖されたり、研究者が別件投獄された事例も紹介され、内部被曝の問題は世界的に研究が難しいテーマらしい。 2012/05/31 00:05:29

日本建築積算協会総会懇親会 id=881 5月30日(水)18時から芝のメルパルク東京で開催の、日本建築積算協会懇親会に来賓として出席。この協会も、近く公益社団法人になる予定。  協会側の野呂幸一副会長、吉田倬郎理事や、藤本昌也、内田祥哉、八木沢壮一、奥田修一、池田芳樹の諸氏らと懇談。 2012/05/31 00:13:01

2012年04月

2012/04/03

六義園しだれ桜満開に id=847

例年ソメイヨシノより早め3月下旬には満開となる駒込六義園のしだれ桜が、一昨日には未だ咲き始めの感じだった。夕方には台風並みの強風とのことで、4月3日(火)13時頃六義園を覗く。予想通り「満開は今日から」といった感じ。雨が降り出していたが、観光バスが何台も止まっていた。  2012/04/03 23:45:18

2012/04/12

FM入門書出版企画専門委員会 id=850 4月11日(水)10時から浜町のJFMA会議室で開催の、第4回FM入門書出版企画専門委員会に出席。  3月21日のJFMA総会後セミナーでの、坂本会長、松成委員、成田常務理事の発表概要とアンケート結果の説明があった。アンケート回収率が極めて高く、発表は皆大変好評。会長のパワーポイントは、会長ご自身で作られた由。会長の良く勉強されていることと、FMに賭けられる情熱に驚く。  FM初心者用テキスト骨子案は、前回より大変良くなっていた。 2012/04/12 01:58:26

2012/04/16

廃校になった生野町奥銀谷小学校 id=851 母方叔母の嫁ぎ先の法事で、4月14日兵庫県朝来市生野町へ。70代の従弟夫婦が守っている旧家に、親戚30人以上が集まった。  室町時代より銀山として栄えた生野は、1973年の閉山以降過疎化が進んでいる。家の裏手にある廃校になった奥銀谷小学校(写真)は、耐震性能に欠けると診断され、補強する金はなし始末に困っているとのこと 。 2012/04/16 02:23:04

大学卒業60周年を祝う会 id=852 4月16日(月)12時から、白金台の白金亭(伊東豊雄設計)2階貸切で開催の大学卒業60周年記念クラス会に出席。  同期卒業50名(同期入学は46名)中生存者30名、出席者22名+夫人6名。10分程前に会場に着くと、9割近くがすでに着席で驚く。ほぼ定時に全員着席。  高橋幹事の開会の辞、神山委員長の挨拶と乾杯の後、会食。14時頃から、指名された5名のスピーチ。鹿児島大教授だった故立川正夫の夫人で栄養士の世界で活躍の立川倶子さんから彼との思い出と皆へのお礼の挨拶、槙文彦から昨年UIA 2011 TOKYO(第24回世界建築会議)での彼の基調講演「言語・風景・集い」の概要、鈴木嘉吉から最近の文化財修復の話、大河直躬からまだ行っている建築史の仕事の話、松谷蒼一郎から田中角栄に纏わる話など、皆聞かせる話。  その後、久し振りの出席者の近況報告、集合写真撮影などがあり、16時散会。良い会だった。                     2012/04/16 23:54:51

2012/04/18

建築学会FMシンポジウム id=853 日本建築学会情報社会デザイン小委員会主催の第14回ファシリティマネジメント・シンポジウム「知的創造活動のためのワークスタイルとワークプレイスの試み‐4(『コミュニティデザイン』の切り口から)」が、4月17日(火)13時半から田町の建築会館ホールで開催された。  小鷹義和FMWG主査の主旨説明の後、山崎亮studio-L代表取締役の基調講演「コミュニティデザインの視点から」。地域の課題を地域に住む人たちが解決するため、コミュニティデザインの視点で、まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザインなどの多くのプロジェクトに携わってこられた山崎氏の話は、出席者を魅了するものだった。  有馬富士公園(兵庫県)、マルヤガーデンズ(鹿児島)、泉佐野丘陵緑地(大阪府)、延岡駅周辺整備プロジェクトなどの紹介から、ご自身の事務所studio-Lと穂積製材所プロジェクトの話に、聞き惚れた。  主題解説は、東京海上日動システムズ山下郁美さんの「手作りオフィス、フリーレイアウトオフィス」、日本HP豊田武史氏の「新本社構築にこめた思想」、トラフ建築設計事務所禿真哉氏の「決めないオフィス、ゆるやかなオフィス」。  休憩の後、東北大学の本江正茂氏の司会で主題解説3名とのパネルディスカッション。最後に私が「まとめ」で、18時少し過ぎに終了。  造れば良い時代は終わり、下り坂時代のわが国のデザインやこれからのファシリティのあり方を考えるとき、現状の課題解決にも新しく造るにも、コミュニティデザインは重要な切り口であると認識できた。  申込者は120名を超え、締切り後の申込みは断ったとのこと。満席の盛況で、山崎氏の話だけでなく主題解説の方々の話もパネルも魅力的で、場内からの質問も多く、大変有意義なシンポジウムになったと思う。         2012/04/18 16:24:36

 2012/04/20

衆議院新議員会館見学 id=854 4月19日(木)15時から、衆議院新議員会館見学。  2005年10月、衆議院と参議院の議員会館建直しの総合評価方式によるPFIの入札があり、事業提案の得点と入札価格を総合的に評価して落札者を決定した。その結果が、衆議院は大林組・竹中工務店のグループ、参議院は鹿島建設・清水建設・大成建設のグループとなり、国土交通省は大手5社の談合による棲み分けの疑いがないか有識者会議を設置した。  この有識者会議の座長は元札幌高裁長官で、私は座長代理を仰せつかった。同年10月から3か月強の間に3回会議を持ち、「各グループ間に棲み分けを意図した事業内容及び価格の操作は認められなかった」との事務局の詳細検討結果を了承した。  2007年度着工、2010年6月完成・引越・旧議員会館取壊しが済み、本年末外構完成予定の状況で、私は特別に見学をさせて頂くことができた。  この事業を担当された国土交通省の下野博史企画専門官、三菱地所設計の鰺坂徹部長、大林組の松岡利隆SPC総括代理人、衆議院議員会館サービスセンターの高野和明補佐ほかの方々が、議員事務室、委員長室、国際会議場などをご案内下さった。  国民を代表する国会議員に相応しい執務空間実現に、様々な制約条件の中で関係者が努力されたことが良く判り、嬉しい気持ちで17時過ぎ会館を後にした。                          2012/04/20 01:54:17

2012/04/22

茂木氏によるクスノキ高枝のカラスの巣除去 id=855

10日程前、樹林館門横のクスノキにカラスの巣発見。一昨年6月、同じクスノキにカラスが作った巣から雛が隣家の門から玄関への通路に落ち、出入りの人が親鳥に襲われ、雛が道路へ出てからは通行人が襲われ大騒ぎをした。その経験から、5月の産卵前に除去が必要と植木屋バンに頼んだ。  4月22日(日)9時前にバンの茂木氏来館、地上18m程までするすると登り、巣のある枝を切り落とした。ハンガーを組み合わせた頑丈な籠の中に、棕櫚か何かの軟らかいお椀のような巣ができていた。除去作業中心配されたカラスの襲撃はなく、良かった。 2012/04/22 15:50:44

2012/04/23

近隣のマンション建築計画説明会 id=857 4月22日(日)18時から、現在解体工事中の薮谷邸跡400㎡強の敷地に建つ8階建分譲ファミリータイプマンション「ミオカステーロ駒込」の建築計画説明会に出席。開催場所は、文京区立駒込地域活動センター。  私の住むマンションへの影響は少ない計画だが、これからほぼ同時に近所で建設される4棟のマンション計画の一つなので参加した。30名程の出席者の半数強は、旧木戸孝允邸の池を挟んでこの計画の北側に建つトーア駒込マンションの方々。直接日照被害を受ける住戸が多いだけに、切実な要求が次々出された。  この計画の6m道路を挟んだ南側でわがマンションの敷地北側に少し接する326㎡の敷地に建つ7階建てマンション「セレクト駒込」のため、既存3軒の1戸建て住戸の解体が明日から始まる。  一番問題なのは、わがマンションから100m程離れた340㎡の敷地に計画されている49戸のワンルームマンション。マンション投資のシノケンハーモニーが建築主で、近隣から要求のあった説明会は週日の14時開催で、出席できたのはたった4名とのこと。私も出席できなかった。この計画の隣接住民には高齢者が多いためか、反対運動は盛り上がらない。ワンルーム反対などで、今まで多くの実績を挙げてきた地域なのに。 2012/04/23 01:56:09

2012/04/26

4月7日90才で死去の郭茂林氏の映画 id=859 16日の大学卒業60周年記念クラス会で、郭茂林氏が7日90才で死去された話が出ていた。Webで見ると、映画「郭茂林――超高層ビルに挑んだ台湾人」がほぼ完成し内部試写が行われている状態とのこと。4月23日(月)、この映画のパイロット版をYouTubeで観る。  郭氏は、私たちが学生時代吉武研究室の助手としてわれわれの設計製図の面倒を見て下さった。霞が関ビル建設でコーディネーター役を務められた頃からは、色々な委員会でお会いすることがあった。  山下設計から三井不動産へ移った同級生、尾崎一雄の通夜でお会いしたのが最後だった。 2012/04/26 01:37:53

樹林館北側で進行中の二つの撤去工事 id=860 私が住んでいるマンション裏の木造3軒の撤去工事が4月23日に始まり、最初の1軒が25日ほぼ壊された。写真でその右の瓦屋根2件の撤去がこれから。  写真上の道路を挟んでの薮谷邸撤去は、旧木戸孝允邸の池に面するRC地下室の撤去に時間が掛かっている。道路の両側で、撤去工事が終わると8階建と7階建のマンション新築工事が始まる。 2012/04/26 13:10:35

2012/04/28

JFMA賞専門委員会 id=861 4月26日(木)19時より浜町のJFMAで開催の、第7回JFMA賞第1回専門委員会にオブザーバーとして出席。表彰規定、募集要項などの見直しが主議題。 2012/04/28 00:16:51

樹林館1階ホールの菖蒲 id=862 住んでいるマンションに、草月流生花の先生がおられ、1階玄関ホールに毎月花を活けて頂いている。 4月23日(月)に行けた菖蒲が、花開いている。 2012/04/28

2012年03月

2012/03/07

日本オフィス学会学会誌委員会 id=828 3月6日(火)15時から水天宮の日本オフィス学会で、学会誌委員会。3月末発行予定のVol.4, No.1の原稿は揃い、104頁に。Vol.4, No.2の編集日程も決める。  地主廣明教授の追悼「生きられたオフィス――多木浩二氏の逝去と悼んで」の原稿を拝見。地主教授が昨年4月に死去された「生きられた家」の著者で思想家多木浩二氏のお弟子と知り、追悼文をお願いしたが良かった。 2012/03/07 00:37:30

2012/03/08

FM入門書企画専門委員会 id=829 3月7日(水)10時から浜町のJFMAで開催の、FM入門書出版企画専門委員会に出席。  最初に坂本春生会長からこの入門書への希望の話があり、次いで松岡、似内、松成、酒井のコアによる打合せ報告と全体構成案の説明があった。  構成案について幾つかの疑念を私が述べたことから、会長も色々と意見を出された。 2012/03/08 01:48:40

季刊誌OE企画会議 id=830 3月7日(水)13時から九段下の日建設計で、季刊誌OEの企画会議。事務局の他は、日建山梨、竹中徳本の両氏と私だけ。 2012/03/08 01:50:36

2012/03/10

吉澤晋元理科大教授死去の報 id=832 理科大の吉澤晋元教授が3月8日死去の報、3月9日(金)塚田幹夫氏よりメールで。  1954年秋、電電公社建築部門の中で私は設計から音・熱・空気・光といった環境研究担当に変わり、学生時代勉強していない分野だったので東大の平山嵩先生の研究室に出入りしだした。当時吉澤氏は学部4年生で平山研の卒研生だった。  4年程で環境から設計に戻った私だったが、国立公衆衛生院建築衛生学部長として活躍されていた吉澤氏とは、色々な場でお会いしていた。  私が東京理科大学に赴任後暫くして、吉澤氏も理科大に環境工学担当教授として来られた。氏は、人間の健康と建築の問題ではWHOなど世界的に活躍しておられ、論文が海外で引用されることの多い日本の建築研究者の上位を占める方だった。  理科大を定年で辞任されてから、愛知淑徳大学教授として活躍されたが、これには当時同大学教授だった吉田邦彦氏との仲介役を務めさせて頂いた。  オフィスでの健康問題など、日本オフィス学会でも色々とお願いしたいことがあったのに、残念。心からご冥福をお祈りする。 2012/03/10 00:38:49

日本オフィス学会学会誌委員会 id=833 3月9日(金)15時から水天宮の日本オフィス学会で開催の、学会誌委員会にオブザーバーとして出席。原稿はほぼ揃い、皆で目を通す。充実した内容の号になりそう。 2012/03/10 01:50:20

2012/03/12

吉澤晋氏通夜 id=835 3月11日(日)18時から板橋区役所前駅近くの宗仙寺会館で執り行われた、吉澤晋氏の通夜に参列。供花を見て、私が最初にお会いした頃は小川晋氏だったことを思い出す。照子夫人にご挨拶、久し振り。  直らいの席では、木村翔(日大)、木村健一(早大)、入江建久(公衆衛生院)、安岡正人、倉渕隆(理科大)の諸氏らと懇談。吉澤氏が、国立公衆衛生院時代に腎臓癌を患い、理科大退職後再発し長い闘病生活だったことを初めて知る。「お久し振りです」と、吉澤研卒業生らしい人たちから挨拶を受けるが、思い出せず失礼した。 2012/03/12 01:31:25

2012/03/14

建築学会FMWGによる日本HP社大島本社見学 id=836 3月13日(火)15時から、2011年5月江東区大島2丁目に開所の日本HP社新本社見学。日本建築学会FMWGの見学会で、参加者は小鷹主査、山田、石曾根、山本、岡の諸氏と私の6人。案内は日本HPの豊田部長。  荻窪、市ヶ谷などのオフィスを統合し、約100m×55m地上9階建に(3階の500人を含め)約5,300人収容。約7割がmobile workerでそのフリーアドレス席は3人に1席、本社内で働いているのは通常ほぼ3,000人。固定席は1,600×600、FA席は1,200×600。  Carly Fiorinaさんが米国HPのCEO兼会長の頃(2000~05)、彼女はワークプレイスについて過激な発言をしていたが、反省が入った模様。また、小田さんがおられたほぼ同じ頃、日本HPのFM部門をソニーFMに移したが、現在それは切れているとのこと。  豊田部長が、ビルの裏方まで親切にご案内下さり、解散は18時過ぎ。  豊田部長が、米国HPのPMと各種スタンダードなどを相手に色々と面白いことを実現しておられるのに感心。なお豊田氏は、私が1995年にカーネギーメロン大学に招聘された際、梅田さんと同じく同校の大学院に留学中だった方。 2012/03/14 02:02:18

2012/03/18

谷川大輔君広島赴任で塚田氏と3人昼食 id=837 4月から近畿大学工学部建築学科専任講師として広島に赴任する谷川大輔君を送る昼食会を、3月16日(金)12時45分から塚田幹夫氏と神楽坂のキャナルカフェで。谷川君は、理科大沖塩研究室最後の卒研生の一人(1997年卒)。 2012/03/18 01:55:21

2012/03/23

日本オフィス学会学会誌委員会 id=841 3月22日(木)15時から、日本オフィス学会の学会誌委員会にオブザーバーとして出席。  第4巻第1号のゲラが出揃い、校正。  フリーアドレス世界初の成功例と言われる1980年代清水建設技研の経緯について当時指揮された嶋村仁志氏、最新の米国事例などを仲隆介教授ら、神田や裏日本橋の古いビルや廃校を魅力あるオフィスにした事例をアフタヌーンソサエティの清水義次氏らの読み応えある論文が揃った。 2012/03/23 01:40:06

日本オフィス学会理事会 id=842 3月23日(金)13時半から水天宮のJOIFA会議室で開催の、日本オフィス学会第48回理事会に会長として出席。  出席者は、中村喜久男岡村製作所会長、松岡利昌名古屋大准教授、黒田章裕コクヨ社長、今泉嘉久プラス会長、吉田邦彦愛知淑徳大名誉教授、潮田邦夫コムシス情報システム相談役、山本那智子ゲンスラーデレクターと私の8名。  9月8日金沢美術工芸大学で開催予定の第13回大会の準備状況、東京と大阪で開催された研究セミナー「実践 オフィスの省エネ」、3月30日発行予定の学会誌第4巻第1号、と3件の報告の後、学会誌委員会規定制定と学会ホームページリニューアルの2件が承認された。その他として、事務局から日本学術会議協力団体申請について個人会員数は条件をクリアした報告、潮田委員から学会の次の目標として大学にオフィス学科の設置を目指すのはどうかとの提案があった。 2012/03/23 23:17:20

2012/03/31

人間ドック id=845 3月29日(木)8時半少し前に、人間ドック受診のため国立国際医療研究センター病院へ。  身長が2cm程縮んでいるのを知る。胃内視鏡検査を含め、今日判った範囲では特に問題はないとのこと。 2012/03/31 02:01:55

JFMA賞専門委員会と懇親会 id=846 3月29日(木)19時から、浜町のJFMAで開催のJFMA賞専門委員会にオブザーバーとして出席。次年度への課題、受賞事例パンフレット案ゲラ、次年度のスケジュールなどが議題。  終了後の20時半から、人形町の香港美食園で懇親会。 2012/03/31 02:06:33

2011年06月

2011/06/02

東京理科大学近代科学資料館企画展「火災の科学」 id=504 5月18日から始まっている東京理科大学近代科学資料館企画展「火災の科学」を、5月31日(火)12時頃から覗く。「火災研究者(理科大の先達たち)」の展示パネルに私が載っていて気恥ずかしい。「火災鑑定」の展示内容は、殆どが私の提供したもの。  観ていると、展示室の女性が「理科大の先生ですか」と声を掛けてきた。聞くと、2部建築の辻本研究室の大学院生で、理学部数学科森田研出身とのこと。  この企画展は8月8日まで。 2011/06/02 02:16:37

塚田先生に理科大8号館改修を案内して貰う id=505 5月31日(火)12時45分頃、連絡しておいた塚田幹夫氏が資料館に現われ、「喜楽」で昼食を一緒する。  食後、完成したばかりのPORTA神楽坂を外から見る。塚田氏が、神楽坂通り側の商店への入口を坂なりに入れるようレベルを変えさせたのは知っていたが、裏の路地側に当初予定されていた駐車タワーがなくなり、理科大構内と連続感のある空間になっていたのは知らなかった。塚田氏のお陰で、当初案より格段に良い環境になっていた。PORTAの3階は住居で、元神楽坂商店会の会長だった理科大電気工学科出身の上田氏の住まいはそこにある由。  その後、塚田氏の案内で改修が終わった理科大8号館を見学。元9号館の5階製図室と951教室に当たる教室や学生食堂が、改修という制約の中でかなり良くできており感心。 2011/06/02 02:20:23

建築確認電子審査・図書保存研究会下打合せ id=506 6月1日(水)13時から神楽坂の(財)建築行政情報センターで、今月発足する「建築確認電子審査・図面保存研究会」の下打合せ。出席者は、椋専務理事、左海研究部長、金谷事業課長、NTTデータ山口氏と私。 2011/06/02 02:23:37

2011/06/05

実践女子大学公開講座「百閒先生面白帖」 id=510 実践女子大学公開講座「百閒先生面白帖――龍之介戯画と多田基あて書簡」の案内を、先に多田基氏長男杉彦氏から頂いていた。6月4日(土)、JR中央線日野駅から15分程歩いて13時40分頃会場に着く。受付で、今日の資料と「多田基旧蔵:内田百閒書簡・写真集」を頂き、展示室で展示資料を見る。  内田榮造(百閒)がドイツ語教授として法政大学に赴任した1920(大正9)年、予科生として入学した多田基氏は、卒業後法政大学教授や実践女子大学理事長や学長を務められた。多田基氏宛百閒書簡100点余などが、2008年多田氏子息多田杉彦・毅両氏から実践女子大学に寄贈され、これらを中心に今回の展示・公開講座となった。私の妻の父、田中(平野)力は多田基氏と同期で、多田一家とは親交があった関係で今回の案内を頂戴した。  今日の公開講座は、百閒の「冥途」を画本にした版画家金井田英津子の講演が主。14時からの第1部は、「画本冥途」中の「花火」の画像映写と朗読の後金井田氏の講演。第2部は、「画本冥途」中の「盡頭子」の画像映写と朗読の後、実践女子大栗原敦教授・河野龍也講師と金井田氏の鼎談。  休憩時間に、杉彦・毅両夫妻に挨拶。岡山県郷土文化財団の万城あきさんからも挨拶を受ける。  金井田さんの「冥途」は、百閒の不気味さとユーモアを良く表現しているようで、この本を見たくなった。鼎談の中で彼女が、「黒沢明の映画『まあだだよ』は怖くてまだ観ていません。単なる師弟愛が描かれていたのでは、百閒とちょっと違うのではないかと思って」と述べたのは、実感が籠っていた。  最後に、杉彦・毅の両氏が紹介され、二人は壇上で挨拶。毅氏は、百閒が欠席した最後の摩阿陀会のテープ録音を披露、その中に百閒のテープでの挨拶が入っていた。  18時帰宅。 2011/06/05 02:18:29

2011/06/06

テレビ朝日ビフォーアフターに、池田佳人君出演 id=512 今日は振木真紀君(1992年1部卒業)の誕生日なのでメッセージを送ったら、次のようなニュースが入りました。  「池田が6/12(日)に『ビフォーアフター2時間スペシャル』に出演することになったようです」。  6月12日(日)18時56分からテレビ朝日で放送の『ビフォーアフター2時間スペシャル』に、池田佳人君(1992年2部卒業)が出演するようです。  お見逃しなく。 2011/06/06 16:24:45

2011/06/09

季刊誌OE企画会議 id=514 6月7日(火)13時から飯田橋の日建設計で、季刊誌OE (the Office Environment) の企画会議。出席者は、山梨(日建)、徳本(竹中)、長坂(Microsoft)と私の他、編集の小関、田中。  月初めに出た「夏号」では、大震災を受けて編集部が急遽山梨・徳本の両氏に原稿を依頼。山梨氏の記事は、大震災を受けての日建設計の対応。50名以上のスタッフによるブレストで、①節電義捐金(節電で昨年より浮いた金額を義捐金に)、②特別オープンデスク(東北の大学生たちを東京に呼ぶ)などが提案され、会社が賛同し実施。  徳本氏の記事では、「地震の当日、私は国道沿いを横浜方面に十数キロ歩いた。そのとき、ある企業が社員総出で歩道にあふれる人々に声掛けして温かい飲み物を提供し、オフィスビルのトイレを解放していた。夕刻、開いている数少ない飲食店はどこも満席で人が列をなしている中で大変ありがたいふるまいであった」が印象的だった。  次の秋号では、「グローバルIT企業のオフィス環境(第4回)」を主テーマとし、オラクル、ユニシス、ソニー、インテル、マイクロソフトの施設担当者の座談会を含むこととなった。FMのオペレーションが、グローバルで管理するサービスプロバイダー(Jones Lang LaSalleやCB Richard Ellisなど)に大きい影響を受けつつある状況などが浮かび上がると面白そう。 2011/06/09 01:54:48

2011/06/11

ホテルフジタ京都跡地にザ・リッツ・カールトン id=516 6月10日(金)付の建設通信新聞によると、吉村順三設計のホテルフジタ京都は今年1月に営業停止し、その跡地にザ・リッツ・カールトン京都を日建設計の設計で建設の由。ホテルフジタは、吉村さんらしいきめ細やか設計で、昔彰国社のディテイル誌の特集を私が担当していた時、このホテルのディテイルを何度か取り上げた。壊されるのは残念。  丹下さんの赤坂プリンスもフジタ京都も、外資系ホテルに太刀打ちできなかったのか。 2011/06/11 00:18:37

郡司勇君から著書「究極の温泉」贈られる id=518 郡司勇君(理科大沖塩研1984年卒)が昨年10月アーキメディア社から出版した著書「究極の温泉(伝統建築編)」が、6月10日(金)贈られて来た。  テレビ東京の「TVチャンピオン」全国温泉通選手権で3連覇を達成した彼の温泉巡りは、昨年9月までに4,674温泉地、約6,900施設を数える由。  この本は、温泉研究家で一級建築士の彼が厳選した「本物の温泉×伝統建築の宿」の紹介。  目を通すと、箱根湯本温泉の萬翆楼福住など、泊まってみたい宿が沢山ある。 2011/06/11 02:37:38

2011/06/12

池田佳人君出演のテレビ朝日「ビフォーアフター」 id=519 6月12日(日)18時56分からテレビ朝日で放映の「ビフォーアフター」を観る。  2時間の特別番組で、朝日新聞の番組欄では、「大改造!! 劇的ビフォーアフター 女性4人祖母・母・娘がSOS 台所シンク横に湯船…壁ない丸見えの風呂!! ▽違法発覚… 3階撤去▽解体前に号泣… 亡き夫&亡き娘への誓い… ▽超難問… 狭小12坪に焼き鳥店と音楽教室を▽素晴らしき才能!! 匠と娘のコラボが起こす奇跡」とあり、同新聞の番組紹介にも次のように取り上げられていた。「横浜市栄区にある築49年の木造2階建てを改造する。依頼人は次女の一人娘と共に暮らす74才の女性。48才の長女が娘の中学卒業を機に実家に戻り、親子3世代、女性4人で同居することを決めた。しかし、この家には、台所と風呂が仕切りなし並んでいるなど、様々な問題があった」。  改装を行った池田佳人君(理科大2部1992年卒業[総合設計]、神戸芸工大修士課程修了、ワイズデザイン)は、「身の丈の住作家」、「匠」と紹介され、彼とオーナーの女性4人とがこの2時間番組の主役。改装前の問題だらけの状況、無理難題と思える要求から、完成後女性4人の感動する様子まで、彼の「匠」振りが見事に描かれていた。  卒業生の活躍ぶりを知り、大変嬉しい。 2011/06/12 23:19:14

2011/06/13

第1回建築確認電子審査・図書保存研究会 id=520 6月13日(月)13時30分から軽子坂MNビル1階会議室で開催の、(財)建築行政情報センター第1回建築確認電子審査・図書保存研究会に座長として出席。  副座長の寺井達夫千葉工業大学准教授とご一緒するのは、10数年振り。委員は、アウェイ建築評価ネットの吉川社長、住宅性能評価センター田野辺社長他2名、西日本住宅評価センター山根部長他1名、日本建築センター天野部長他1名など指定確認検査機関の方々10名と地方自治体から3名、申請側では住友林業新原次長他2名と日建設計廣田主幹。オブザーバーとして、国土交通省建築指導課課長補佐2名。事務局は、建築行政情報センターの方々の他、NTTデータ林部長他4名。  第1回の今日は、米国と国内の事例紹介と課題の進め方の基本方針検討。 2011/06/13 23:31:17

2011/06/16

日本オフィス学会学会誌委員会 id=523 6月14日(火)15時から水天宮のJOIFAで開催の、日本オフィス学会学会誌委員会にオブザーバーとして出席。  次号V0l.3 No.2では、9月10日開催予定の大会関係が1/3ほどを占めることになる。大会午前の記念講演とPDが「東日本大震災とオフィス」関係となる他、依頼原稿もBCP(事業継続計画)2編を予定。 2011/06/16 00:58:17

2011/06/17

JFMA理事会・総会・懇親会に出席、理事から顧問へ id=526 6月16日(木)14時から霞ヶ関ビル35階の東海大学校友会館で開催の、(社)日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)通常理事会に出席。昨年度事業報告及び決算、今年度事業計画及び予算の他、公益社団法人への移行申請関連議案、理事及び監事選任、相談役及び顧問推薦、役員の選任年齢など、盛り沢山の議題。鵜沢前会長、私、柳沢名大名誉教授の3人は今回理事を外れ、鵜沢氏は相談役、私と柳沢氏は顧問に推薦された。大学関係の新任理事は、長澤泰工学院大副学長と米倉誠一郎一橋大学教授。  16時からは、別室で通常総会。冒頭、坂本会長から「FMという宝をどう拡げていくか」、JFMA第3ステージの事業発展への力強い挨拶があった。  18時からは、富士の間で懇親会。会長挨拶、檀野副会長の乾杯発声の後、退任する役員と新任役員の挨拶があり、私が最初に指名された。次期副会長の山田匡通イトーキ会長、大井清一郎JR東日本ビルテック社長、檀野博三菱地所代表取締役、次期理事の向井真一内田洋行名誉会長、井田卓造鹿島建設技師長、今泉晋BELCA専務理事、西山克彦東急ファシリティサービス相談役、工藤義一富士通執行役員、米倉誠一郎一橋大学教授や中津元次、成田一郎の諸氏らと懇談できた。 2011/06/17 02:54:19

2011/06/17

MIT Media Lab所長に大学中退の伊藤穣一氏 id=527 6月16日(木)夜のテレビ東京WBSで、マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長が日本人の伊藤穣一氏になっていることを知った。今年の4月26日に選任されたとのこと。  ネットで彼のブログJOI ITOに載っている「MIT Media Labに参加するにあたって」を読む。彼が選任されるまでの経緯も面白い。また、メディアラボの建築について「槇事務所がデザインをしたとても素敵な建物だ」とも書いている。ネット界の第一人者とはいえ、大学中退で博士どころか学士も修士も持たない彼を所長に選ぶ米国の大学の凄さに感嘆。ラボの共同創立者で初代所長のNicholas Negroponte の、彼への期待も凄い。 2011/06/17 02:57:48

2011/06/18

財)建築行政情報センター評議員会 id=528 6月17日(金)(15時から、神楽坂の(財)建築行政情報センターでの通常評議員会に出席。審議事項は、昨年度の事業報告と決算。また、一般財団法人への移行状況が報告され、1月11日申請書を内閣府に提出、5月20日公益認定等委員会から「適合と認める」と総理大臣へ答申があり、6月20日に認可される予定とのこと。 2011/06/18 01:47:11

2011/06/20

勝田尚哉写真展「築くⅡ」 id=531 建築写真家勝田尚哉氏の写真展「築くⅡ」が今日6月20日(月)16時までだったのに気付き、15時に家を出て新宿センタービルMBのペンタックススクエアへ。すべてが建築工事現場の写真で、現場の迫力が伝わってくる写真が並ぶ。  氏が会場におられ、色々と話す。氏は、理科大理工学部建築学科卒業後勤務していた竹中工務店を退職し、建築写真家として独立した方。竹中横浜支店長の増村清人氏(1981年理大卒)と前田忠雄君(1981年沖塩研卒)には在職中仕え、今もお世話になっている由。  彼の父君は、私のNTT建築時代の同僚で現在は二元会で活躍する洋画家。 2011/06/20 22:39:26

2011年05月

2011/05/01

朝日新聞朝刊のジョン・ダワーのオピニオン id=458 朝日新聞4月29日(金)朝刊オピニオン欄、米国の歴史家ジョン・ダワーとのインタビュー「歴史的危機を超えて」を読む。  「この大災害が世界の共感を引きつけていることをどう生かすかということです。・・・貧しい途上国もなけなしの財政から日本に支援を寄せ、日ごろは日本と必ずしも友好的でない国の人々も日本を応援しています。一国に対する同情的感覚がこれだけ広がったのはめったにないことです」「・・・この感覚があるうちに他国との連帯をどう築くのか。これが日本にとっての課題です。かつての教科書問題や領土問題が再び起きて、過去と同じような緊張関係に戻ってしまうのか。それとも日本外交は、信頼構築の新しい次元にはいれるのでしょうか」。  「私が注目しているのは、日本のいたるところで、助け合いやコミュニティーの感覚が生まれていることです。・・・そこにあるのは、宮沢賢治が残した詩『雨ニモマケズ』にあるような質実で献身的な精神です。・・・これまで批判されてきた攻撃的で対立的なナショナリズムとはまったく別物でしょう。この問題意識を伸ばして、日本をどのような国にすべきか、そういう議論に発展させてほしい。・・・今回の危機で明らかになったのは、日本社会のしなやかな強さでした」。  「福島第一原発の事故は・・・今回が単なる一回限りのアクシデントで、将来はもっと安全な原発の建設が可能なのでしょうか。それとも、原発依存から脱して、代替エネルギーの開発に大きく踏み込むべきなのでしょうか。官僚や電力会社任せにせず、一般の人も加わるボトムアップで議論を重ねるべきでしょう。・・・核軍縮の議論を日本が引っ張ってきたように、今回の危機を生かして、エネルギー政策でも指導的役割を果たしてほしいと思います」。  「建築を学んだ者として、東日本大震災後の日本をどうすれば良いか」をテーマに、OBOG会で議論してはどうだろう。 2011/05/01 01:42:37

2011/05/07

5月4日の天声人語 id=466 5月5日(木)、妻に言われ昨日の朝日新聞の天声人語を読む。  5月2日に「ビンラディン容疑者を10年がかりで討ち取った」米国について。  「米国民の歓喜は、『ビンラディンを生んだもの』への想像とまなざしを、いつもながらに欠いていないか」。  「宮沢賢治に『二十六夜』という物語がある。仲間を人間にやられた梟たちが復讐を叫ぶのを、梟の坊さんが諭す。『仇を返したいはもちろんの事ながら、それでは血で血を洗うのじゃ。こなたの胸が霽れるときは、かなたの心は燃えるのじゃ』」。「歓喜の一方で報復を不安がる図は、梟の坊さんの言うとおりだ」。  おかしくなった世界を変えるには、米国中心の金融システムを変えさせねば、とのビンラディンの考えにある理解を示す人は世界に少なくないだろう。テロには反対でも。  大震災で見られた「かね、かね」でない人間らしい多くの人たち動きを見ていると、おかしくなっている世界を変える震源地に、震災をバネにした日本がなり得るのではないか、と感じる昨今である。 2011/05/07 02:44:40

2011/05/08

浜岡原発全基停止と菅首相 id=468 菅首相は5月6日(金)夜の緊急記者会見で、「浜岡原発は防潮堤などが完成するまですべて止める」と発言。  菅首相にしては珍しい決断。東海地震で浜岡原発が福島の二の舞になったりしたら、日本は世界の笑いものになる。当然の決断を考える。 2011/05/08 12:28:21

2011/05/11

日本オフィス学会理事会・総会 id=473 5月10日(火)14時より、水天宮JOIFA会議室で開催の日本オフィス学会理事会に会長として出席。  事務局提案の昨年度の事業報告及び収支決算、今年度事業計画及び収支予算を了承。  4月9日東北大学で予定していて震災で延期となった第12回大会は、9月10日中央大学駿河台記念館で開催が決まった。  学会の東日本大震災への対応について、ゲンスラー山本那智子理事、日建設計山梨知彦理事より種々の提案があった。節電で浮いた電気代を被災地支援に充て所員に「暑い寒い」の文句を言わせないなど、日建設計での施策の紹介もあった。  15時10分から同会議室で開催の日本オフィス学会総会では、議長を務める。出席者15名、委任状25名で、必要数27名を超え総会成立。  予定の議題がすべて了承された後、大震災と学会について意見交換。岡村製作所中村喜久雄会長より、子会社が10億円の損害を被り義捐金を寄贈した話、山田匡通イトーキ会長から物流倉庫関係で被害のあったこと、計画停電が生産には響く話、原発の遮蔽扉を沢山手がけていて福島原発でも震災時2名の社員が扉を調整中だった話などがあった。オフィス学会として学問的にリスク対応を検討して欲しいとの要請も山田会長からあった。  地主廣明東京造形大教授からは、サンフランシスコ地震がテレワーク推進の契機になった事例紹介が、松岡利昌名古屋大准教授からはBCPの話、中村俊彦幕張メッセ社長からはメッセでの経験からの節電の話など、参考になる話が色々とあった。  9月の中央大学での大会では、既に予定されている内容の他、本江正茂東北大准教授の体験談や震災と学会のテーマを増やすこととなった。  総会終了後の懇親会は、所用のため失礼。 2011/05/11 00:34:14

2011/05/13

岡村製作所出版記念講演会での本江氏佐々木氏の話 id=476 5月12日(木)15時からホテルニューオータニ鳳凰の間で開催の、出版記念講演会の前半に出席。  2007年より3年間東北大学本江研究室に国内留学した、岡村製作所オフィス研究所池田晃一主任研究員著「はたらく場所が人をつなぐ」の出版記念講演会。 本江正茂東北大准教授挨拶  最初に、東北大学で池田氏の指導教官本江准教授の挨拶。著者池田氏との関わりなどの話の後、3月11日の大震災で建築研究棟が大破し研究室も演習室もない中で授業が始まった状況の話があった。話を聞きながら、この震災は情報技術と建築を研究テーマとする本江氏にとって大変なチャンスであり、また彼が被災した東北大学にいたことは大学教育や大学施設の在り方を考える上で日本にとってもチャンスであると感じた。平時なら耳を貸さない教授たちも、彼の実践例を見たりすると動く可能性があるのではないか。 佐々木俊尚氏講演「グローバル時代の新しい働き方」  次いで行われた、フリージャーナリスト佐々木俊尚氏の基調講演「グローバル時代の新しい働き方」も迫力があった。  プラットフォーム化とフラット化:①Googleが2000年代広告をプラットフォーム化、②Amazon, Facebookが決済ビジネスに進出。情報基盤がマスからソーシャルメディアへ。U-tube, Twitter, Facebookは、皆米国。レイヤーモデルがグローバル化しつつある。儲かる部分は今米国、そのうち中国やインドへ?  新ビジネスの諸条件: ①NMICODE化、②製造のグローバルネットワーク、③見える技術、見えない技術; 国ごとの垂直統合の終焉、プラットフォームの時代、module化。  世界は2極化:①巨大なグローバルプラットフォーム (GPF)、②小規模でノマドなモジュール。GPFを狙える日本企業は少ない。  グローバル時代の仕事:ノマドによりフリーランサー化していく、非正規雇用が当り前、大企業社員といっても信用できない。  セルフブランディング:①エゴサーチされる時代、②人脈と名刺で仕事のできる時代は終わった、③ネットが履歴書代わりになる。  仕事のスタイルが変わる、仕事道具は激減、クラウド+ブロードバンド+サードプレイス、ノマドへ。 本江氏に挨拶、佐々木氏と名刺交換  次の池田氏による著書説明の後の休憩時間に、本江氏に「君はついている、君が仙台にいたことは日本もついていた」と話す。佐々木氏とも名刺交換。後半のパネルディスカッションは失礼する。 2011/05/13 02:13:59

2011/05/16

築理会懇親会 id=481 5月14日(土)16時半から、新築成ったPORTA神楽坂(新大学会館)で開催の築理会懇親会に出席。  塚本理事長も出席、直井、平野、鈴木、伊藤、今本、宇野、辻本、真鍋、山名、田中、梅津の先生方、石橋敦之、塚田敏彦、増村清人、天神良久、林邦彦、宇野与四郎、斉藤裕、郷田桃代、川上英司、富重隆昭、山室励子、高坂哲男の諸君らと話し合った。 2011/05/16 00:40:38

2011/05/18

BELCA懇親パーティへ id=483 5月17日(火)17時半からロイヤルパークホテルで開催の、ロングライフビル推進協会(BELCA)懇親パーティに出席。  内田祥哉、深尾精一(首都大)、村尾成文(日本設計)、小松幸夫(早大)、峰政克義(清水)、三栖邦博・櫻井潔(日建設計)、木下達司・鴇田益宏(NOPA)、池田芳樹(JFMA)、北泰幸(竹中)、本田広昭(三幸)、大沢正次(建設通信)、沖田章喜・筒井淸志(NTTF)、大久保和夫(日建連)、今泉晋・清水友三(BELCA)の諸氏らと懇談。 2011/05/18 00:00:45

渡辺由香さんから名取市文化会館へ転職と電話 id=486 5月17日(火)BELCAパーティからの帰途、宮城県名取市閖上の自宅を津波で流された渡辺由香さん(宮城大学沖塩研卒)より電話。5月15日付けで南相馬市民文化会館退職、名取市文化会館勤務となった由。  NTTファシリティーズ林雄嗣設計の南相馬へは常磐線で1時間以上通勤にかかっていたが、槇文彦設計の名取は元の自宅のすぐそば。東日本大震災の前から、この話は決まっていた由。現状、南相馬は自衛隊の基地に、名取は避難所になっているとのこと。学生時代からの彼女の念願が叶い、本当に良かった。  家は流されたが、両親を含め家族6人全員無事というのは地域では少ない由。 2011/05/18 02:18:05

2011/05/22

プラチナ会 id=491 5月20日(金)12時から、白金亭で開催のプラチナ会(大学同級8人の会)。槇文彦と近藤基樹は、急遽欠席の連絡で出席6人。  神谷宏治から贈られた住宅建築2010年12号抜刷「住むところ・集うところ」で初めて知った、1962年新築の9坪の自邸のカッコよさを私から話題にする。また、昨年米国SFO在住の矢口哲也君の情報で知った1年後輩高瀬隼彦君の米国での活躍情報も話題に。 2011/05/22 01:50:28

JFMA企画・運営委員会 id=492 5月20日(金)15時半から浜町のJFMAで開催の、企画・運営委員会に出席。今回は、6月16日の理事会と総会に諮る議案(前年度事業報告と収支決算、今年度事業計画と収支予算、公益社団法人移行申請関連議案)などで議事盛沢山。 2011/05/22 01:52:59

2011/05/24

サンシャインシティ・ナコムナンジャタウンへ孫と id=495 5月23日(月)は、小学校4年生の孫が先週の学校行事の代休。友達と池袋サンシャインシティのナムコ・ナンジャタウンで開催中の、「モンスターハンターポータブル3rd」とのコラボイベントへ行く付き添いを親から頼まれた。  東急ハンズの先からサンシャインへの地下道で、電話のため子供2人より少し遅れて歩いていたら、子供たちが女の人に話し掛けられている。「どなた」と聞くと、警察手帳を示された。「休みでない日に子供二人がいたので」とのこと。子供の非行防止への巡回をちゃんとやっているのに感心。  ナムコ・ナンジャタウンの入口で、様子が分からずパスポートを大人1人と子供2人8,800円で購入。子供たちは、アトラクションに関心なくゲームのためだけに来たことを知ったのは後の祭り。ゲームソフトを示せば子供は入場料100円、大人も300円計500円で良かったのに、8,300円捨てたようなもの。  子供たちは、「リアル集会所」で見知らぬ人と4人一組でゲームをするなど、MHPの人気の凄さなどとともに私には初体験。 2011/05/24 02:42:19

2011/05/25

日本オフィス学会学会誌委員会 id=497 5月24日(火)15時から水天宮のJOIFAで開催の、日本オフィス学会学会誌委員会に出席。4月に東北大学で予定していた今年度の大会が震災で延期、9月に中央大学駿河台記念館で開催となったこと、未曾有の大震災を考え、Vol.3, No.2は発行を1か月程遅らせ、内容は大震災と9月の大会を中心とすることとなった。 2011/05/25 01:15:50